頭のいい人分類してみた

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 巷にあふれる頭がいいという評価、人によって定義や基準がまちまちだなと思いませんか?筆者はそう思いました。そこで今回は、筆者が思う頭のいい人を勝手に分類してみました。

①大容量ストレージ型
 見たこと聞いたこと、やたら覚えている。程度によって、秀才だとか天才だとか言われる。大した勉強もせずに東大に行っちゃうような人はもれなくこのタイプ。中には、天才というほどではないが、周りに天才だと思われたいがため努力をひた隠しにする人もいる。後になって特に隠す必要がなかったことに気づくことが多いが、秀才でも十分優秀なので自信をもって生きてほしいと思う。このタイプで特に柔軟な発想ができる人は、何か問題が発生したときに今までの経験を組み合わせて打開策を打ち出す頻度が高くなる。温故知新。

②創造主型
 どこから出てきたのかさっぱりわからないアイデアを普通に繰り出してくる。0を1にする。彼らに温故知新という言葉は通用しない。この世に生まれた際、創造主の断片を他の人より多めに混ぜ込まれてしまったのだろうと考えられる。このタイプは、明確に天才であると断言できる。

③メンタリスト型
 相手の考えていることが手に取るように分かるタイプ。場の空気を察知して動くことができるため、周りから一目置かれる。このタイプで気が弱いと、気配り上手と言われる反面、周りの目を気にして自由に振舞えなくなることが多い。気が強いと、相手をコントロールすることに力を注ぐようになることが多い。何事もバランスが一番。

④要領型
 バイトとか仕事で優秀な人。いわゆる有能。今何をすべきか、そしてそれをどれだけのエネルギーでどれだけ時間をかけてやればいいのか瞬時に判断することができる。というよりむしろ、頭を使わずに勝手に体が動いてそれができてしまう。また、なぜだか分からないがこのタイプは頭の回転が速く、会話中に的確な突っ込みを入れてくる。彼らは、学校の勉強ができてもできなくても、自頭がいいという誉め言葉で表現され、資本主義社会では重宝される。

⑤ひたむき努力型
 上のどのタイプにも当てはまらないが、学校や職場など所属している集団で優秀な成績を残している人。大きな特徴として、並外れた集中力と継続力が挙げられる。そして、努力の方向が間違っていないことが、彼らを優秀たらしめる絶対条件である。努力の方向を間違えていると、要領の悪い人とか言われる。このタイプは、一般にあまり頭がいいとは言われず、凡人が努力して頭のいい人になったというように評価されることが多いが、努力を継続できる力は天性のものなので、実際はむしろ天才タイプなのではないかと筆者は考えている。それでも、圧倒的に努力できること以外は平凡なことが多いので、努力をすれば自分も優秀になれるのではないかというささやかな希望を僕ら凡人に与えてくれる。

 以上、頭のいい人たちを分類してみた、でした。なお、筆者の偏見が大いに含まれているのでご了承ください。

~勝手に用語集~
優秀…特定の分野で他より秀でた成績を残すさま。
秀才…優秀であり、突出した能力はないが能力のバランスがいい人。
天才…優秀であり、能力の圧倒的突出が見られる人。

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