こんにちは、ムメイです。僕には誰も言ってくれなかったので(そんなことはない)、誰かにとっての言ってくれる人に僕はなります。肩だけは壊すな。
野球好きな子供たち、いやそれよりも、特に、高校の部活が終わってこの先もう真剣に野球をすることはないだろうから、別に肩が壊れたってそんなに問題ないし、どうせそのうち治るだろうし、実際痛くても投げられるんじゃね?って気もするし、なんなら肩壊してるのってちょっとかっこいいしとか思ってる18~21歳くらいのこのブログを見ている元野球少年全員に告ぐ、肩だけは壊すな。
僕は、大学の三年生くらいのときに肩を壊しました。何で壊したのかというと、まあ秘密です。みなさんが同じ道をたどらないように、実際に肩を壊すとどうなるかってことを書いていきたいと思います。
- 痛くて投げられない
- 投げ方がきもくなる
- 友達とキャッチボールしても満足できない
- ほぼ一生完治しないらしい(僕は4年間くらい痛い)
1.痛くて投げられない
本当に全く投げられないです。びっくりするくらい投げられなくなります。僕の場合、投球動作で、腕を上に持ってきて上体と腕をしならせながら力を入れて投げようとするところで激痛が走ります。スナップスローやサイドスローで軽い球を投げるのがギリできるくらいで、全力投球なんて一切できなくなります。
2.投げ方がきもくなる
僕は投げ方が元々そんなにかっこいいほうではなかったのですが、肩を痛めてから、痛くなく投げられる場所を探しながら投げているうちに、投げ方がもっときもくなりました。自分で自分の投げ方を見たわけではないので、正確に言うと、投げ方がきもいとよく言われるようになったという感じです。自分がどんな投げ方をしているのか見る勇気はありません。
3.友達とキャッチボールしても満足できない
中学や高校の友達と連絡をとって、河川敷などでキャッチボールをすることが今でもちょこちょこあるのですが、思うように投げられないのでスッキリしません。友達に自分の強肩を見せたり、華麗な送球見せつけたりすれば、日頃のストレスもすっと晴れたりするのでしょうが、そんなことは二度とできません。友達と草野球チーム作ろうってなったり、大会に出ようってなったとしても、今まで通りの活躍をすることもできません。
4.ほぼ一生完治しないらしい
手術して、剥がれた軟骨を除去しない限り治らないらしいです。僕は、痛めてから4年のうち、2年間くらいは全く投げられず、3年目くらいでようやく塁間が届くくらいになって、4年目になってなんとか外野まで届くようになりました。痛みも徐々に小さくなりましたが、無くなったわけではなく、全力投球はまだできません。4年くらいでは完治しません。ちなみに、手術した友人は、1、2年くらいで問題なく投げられるようになったそうです。でも、手術しなくて済むんだから壊さないほうがいいですよね。
ちなみに、僕の友達はほぼ全員18~21歳くらいの間に肩を壊しました。みんな同じようなことを考えていたんでしょうね。ここまで読んでくれたあなたは、きっともう無茶な投げ方はしないだろうと思いますが、本当に後悔するので最後にもう一回だけ言っておきます。絶対に肩だけは壊すな。
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